蜂の巣駆除の失敗例

業者に頼むと高そうだし、蜂の駆除位なら自分でできるのではないか?

少し経験があるから自分でも駆除できてしまうのではないか?

という声をたまに聞くことがあります。確かに蜂の巣駆除は、蜂の種類、巣の場所、大きさ、時期によっては市販のスプレーや殺虫剤を使用し、自力で駆除できることもあります。

しかし、蜂は命に関わる危険な生き物であり、駆除作業はプロでも苦戦するリスクを背負った作業です。今回は、自力駆除の失敗例を紹介します。

 

失敗事例その1:針が防護服を貫通して、蜂に刺されてしまった

蜂の巣駆除には、防護服が欠かせません。一般の方でもホームセンターやネット通販で購入は可能ですが、しっかりとした防護服は最低でも10万円以上するため、揃えるのは難しいでしょう。

自治体によっては防護服をレンタルできる場合もあり、相場は7,000~10,000円前後です。しかし、時期や自治体によっては順番待ちになることもあり、その間に巣が大きくなってしまうことがあります。

自作で防護服を作ることもできますが、スズメバチの針は5~6mmと非常に大きく、防護服を着ていても刺される危険があります。

万が一、蜂に刺された場合は、すぐに巣から離れ正しい応急処置を行い、ショック症状が出た場合は速やかに医療機関を受診してください。

 

失敗事例その2:蜂の巣を落としたまま放置した

自力で巣を駆除して落とした後、適切な処理をせずに放置すると、蜂に襲われる危険があります。巣の中に生き残った蜂が出てくる場合や、駆除中に餌を探しに出ていた働き蜂が戻ってくることがあるためです。

巣を落とした後は、少なくとも半日は近づかないようにしてください。

 

失敗事例その3:戻り蜂対策を行わなかった

巣を駆除しても、取り逃がした蜂によって再び巣を作られたり、毎年同じ場所に巣を作られたりすることがあります。

巣がなくなっていることに気づいた戻り蜂は凶暴になりやすいため注意が必要です。

駆除後に戻り蜂が3匹程度であれば、巣があった場所に殺虫剤をまき、再度の巣作りを防ぎましょう。

しかし戻り蜂が3匹以上いる場合は攻撃性が高く、刺される危険があるため、専門業者への相談をおすすめします。

 

失敗事例その4:蜂に素手で触れた

巣を駆除して蜂の死骸を見つけた場合でも、死後1日間は素手で触らないようにしてください。

蜂は死んでいても、毒針の部分だけが反射的に動くことがあります。

どうしても蜂の死骸を移動させる場合は、軍手を二重に着け、腰のあたりをつまむか、ほうきとちりとりを使って扱うようにしましょう。

 

失敗事例その5:放置した蜂の子に害虫や蜂が寄ってきた

巣を地面に落とした後、巣の中にいた幼虫は蜂の子として出てきます。蜂の幼虫は栄養価が高いため、鳥やトンボ、クモ、ガなどの害獣や害虫に狙われやすくなります。

さらに、巣の中の幼虫やサナギはすぐに孵化して働き蜂となるため、1〜2日放置するだけで、次の女王蜂候補が誕生することもあります。

 

蜂の巣駆除は、条件によって自己駆除が可能な場合もありますが、蜂が飛び回る状況での駆除は専門家でも苦戦する危険作業です。

素人の方が自力で駆除をするのはお勧めできません。対策をとっていても駆除作業は刺されない保証がないですし、最悪の場合死に至ることもある危険な作業です。

近所で蜂の巣を見つけた場合や蜂をよく見かけるようになったらすぐに私たちにご相談ください!