蜂の生態って?

蜂というと「刺されて危ない」「怖い害虫」というイメージが強い方も多いと思います。実際、毎年スズメバチによる被害は全国で30~40名ほどが亡くなるほど深刻で、注意が必要なのは事実です。でも、すべてのハチが攻撃的というわけではなく、実はおとなしい種類のハチもたくさんいます。これらのハチは、巣に近づきすぎたり刺激を与えたりしない限り、自分から人を襲ってくることはほとんどありません。

 

ハチが攻撃するのは、自分たちや巣に危険を感じたときだけです。ただ、巣を不用意に覗きこんだり、棒でつつくなどの刺激を与えたり、ハチを手で払いのけようとすると刺されることがあります。また、ミツバチは一度刺すと針が体から抜けて死んでしまい、そのときに出る物質によって仲間が集まって攻撃してくることがあります。一方でスズメバチは何度でも刺すことができるため、特に注意が必要です。巣が大きくなり警戒心が強まる9月〜10月頃は被害が増える時期でもあります。黒い色や強い匂いにも反応しやすいので、明るい服装や香水の使用にも気をつけてください。

 

ハチが巣を作りやすい場所としては、天井裏・戸袋・床下・植木の中・木の穴・土の中などが挙げられます。雨風が当たりにくく、薄暗くて閉ざされた空間を好むため、家の周りにこうした場所がある場合はとくに注意が必要です。