今回は、コガタスズメバチの巣の駆除のご依頼でした。スズメバチにはいくつかの種類がありますが、コガタスズメバチの働きバチの体長はおよそ2~3cmほどで、「小型」という名前とは異なり、決して小さいハチではありません。一般的なスズメバチと比べると性格はやや穏やかとされていますが、夏から秋、特に10月頃にかけて活動が活発になり、攻撃性が高まるため注意が必要です。
ご相談をいただいたのは、一宮市にお住まいの60代男性のお客様でした。庭の掃除をしている際に、ご自宅の換気口に多数のハチが止まっていることに気づかれたそうです。換気口はハチが巣を作りやすい場所のひとつで、特にフード(屋根)が付いている場合は、雨風をしのげるため格好の営巣場所になります。お客様宅の換気口にもフードが付いており、ハチの種類は分からないとのことでしたので、現地確認後にお見積りを行い、そのまま作業に入る流れをご説明しました。
「できれば当日中に対応してほしい」とのご希望を受け、ご連絡から約2時間後に現地へ到着。換気口を確認すると、体は黒っぽく、腹部の先端に向かってオレンジ色が入る特徴的な見た目のハチが確認できました。オオスズメバチと似た色合いですが、大きさは半分ほどだったため、コガタスズメバチと判断しました。換気口には直径約29cmの巣ができており、かなり大きく迫力のある状態でした。
お見積りをご説明しご了承をいただいた後、すぐに駆除作業を開始しました。巣に開いている穴から業務用の殺虫剤を一気に噴射し、巣の内部にいる働きバチや女王バチをまとめて駆除します。連続して噴射することで、約10分ほどで巣の中のハチはほぼ完全に駆除できました。周囲には巣に戻れず集まってきたハチもいたため、こちらも忘れずに駆除しました。
駆除完了後は脚立を使用し、換気口から巣を慎重に取り外します。巣はしっかりと固定されていたため、付着していた跡や残りカスも丁寧に除去し、巣はビニール袋に入れて回収しました。現地到着から撤去・清掃まで、作業時間は約60分で、すべて滞りなく完了しました。
フード付きの換気口は、今後もハチが営巣する可能性があるため、定期的に様子を確認することが大切です。その点についてもお客様へアドバイスをお伝えし、今回の一宮市での作業は終了となりました。住宅周りでハチの出入りに気づいた際は、早めの対応が安全につながります。