女王蜂が冬眠から目覚める春。ポカポカ陽気になると、ハチたちも巣作りの準備を始めます。この時期は気温の上昇に伴い、駆除のご依頼が増えてきます。先日も、名古屋市昭和区にお住まいの70代男性のお客様からご相談をいただきました。屋外倉庫にスズメバチの巣があり、ミニトラクターの出入りができないため、早めに撤去してほしいとのことでした。午前中は別件の作業が入っていたため、午後1時にお伺いすることにしました。
お客様宅は、静かな住宅街の一角にあります。玄関から少し離れた場所に屋外倉庫があり、普段は農具や道具をしまわれているそうで、冬の間はほとんど使われないとのことです。倉庫の引き戸を開けると、奥のアルミ棚の上に小さな巣ができているのを確認しました。巣の直径は約14cmで、作り始めたばかりのこじんまりとしたサイズです。巣に近づくと数匹のハチが威嚇するように出てきました。お客様と一緒に少し離れて安全を確保し、その場で見積書を作成。お客様も快く了承してくださいました。
小さな巣でも油断は禁物です。スズメバチの毒は非常に強く、数か所刺されるだけで強い痛みやかゆみ、場合によってはアレルギー反応を引き起こすことがあります。慎重に巣穴に細いストローを差し込み、ジェット噴射型の殺虫剤を使って巣のハチを退治。近くに潜んでいたハチは網で捕獲し、死がいを瓶に入れて処理しました。その後、手袋を使って巣を取り出し、作業はおよそ60分で完了しました。
作業後、お客様に倉庫内を確認していただき、残っているハチがいないことを確認。巣の中には女王蜂の姿もありました。「ちょっと可哀そうだけど、農作業ができないから仕方ないね」とお客様。その場で現金でお支払いをいただきました。春になると女王蜂は活動を始め、ガレージや倉庫のすきまから侵入して夏や秋には大きな巣を作ります。小さいうちに駆除することで、時間も費用も抑えられます。ハチを見つけたら慌てず、プロにお任せください。




